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認知症予防と五感
認知症予防をする上で五感という視覚や聴覚、臭覚、味覚、触覚の能力が重要となってきますが、逆に何もしないでいますと徐々に五感が衰退化し、年齢を重ねるごとに五感が鈍化していきます。
五感が鈍化しますと、脳に対する刺激が減少するため、脳が充分に機能しなくなり、早く認知症に繋がってしまうため、認知症予防のためには、五感を鍛錬することがポイントとなります。
五感を鍛錬する一番のポイントは、芸術的な作業を行うことですが、必ずしも難しい作業をするということではなく、エンジョイしながら芸術的な作業に取り組むことがポイントです。
例えば、絵を描く、扱いやすい楽器を演奏する、ケータイやデジカメで写真を撮影をする、川柳や短歌の会に入る、書道や陶芸、彫刻などのカルチャースクールに入る、ダンスやコンサート、観劇、映画館に行くなどを行うようにします。
認知症予防に大事なポイントは、興味が湧くことや好きなことをチョイスすることで、絵画を描くことは対象物を観察し手を動かしますので、五感を充分に働かせることができることから、脳の活性化が広範囲に亘り伝わり、反射神経衰退化予防や認知症予防に理想的な作業です。
絵画と聞くと何を描けば良いのか見当もつかないという場合がありますが、見当が付かない場合は雑誌や写真などから、描きやすそうな物を選び好きなように組み合わせ、画面構成をコラージュしてみることをおすすめします。
認知症予防で絵を描く場合にポイントになるのは、上手に描くということではなく、描くという行為をエンジョイし、自分の想いを描いて表現してみることによって、自己癒し効果をもたらすのです。
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