認知症予防と治療

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認知症高齢者が利用できる施設

認知症の高齢者が利用可能な、介護保険が適用となる施設は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護療養型医療施設などがあります。

 

特別養護老人ホームは、社会福祉法人や地方公共団体などで運営されていて、常に介護が必要な場合や、在宅での生活が難しい寝たきりの高齢者などが対象となっている施設です。

 

特別養護老人ホームの施設は、生活をすることを目的としていて、50人から100人位の高齢者が一緒に暮らしていて、居室の面積は、1人につき10.65平方メートル以上と比較的ゆとりのある施設になっています。

 

特別養護老人ホーム施設は、一般的には複数の人が一緒の部屋での居住となっていますが、施設の中には個室での施設も増えてきていますので、新しく作られる施設は個室となってきているところがほとんどです。

 

介護老人保健施設は、中間的な医療施設という役割を持っていて、医療法人や社会福祉法人により開設されていて、在宅や別の施設に復帰できることを目的としていて、リハビリなどのトレーニングに取り組むことを重点的に行っています。

 

介護老人保健施設は、中間的施設ということから利用期間は、一般的に3ヶ月間くらいと短期間になっていますのは、施設での生活をしていくことが主目的ではないため、居室の面積は1人につき8平方メートル以上という広さになっています。

 

介護療養型医療施設は、大多数が医療法人により運営されていて、介護を受けることが可能となっていますので、長期療養をしなくてはいけない高齢者や精神症状や行動障害が強く出ている認知症の高齢者などを対象としている施設ですので、居室の面積は、他の施設と比較して最も狭く、1人当たり6.4平方メートル以上というのが基準が設けられています。

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