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認知症の心理療法
認知症は、症状別の心理療法やケアが行われますが、心理療法においては、回想法やリアリティー・オリエンテーション、アニマルアシスドセラピー、音楽療法などがあります。
回想法は、患者自身の人生を振り返り、思いを巡らすことにより、自己認識を取り戻すことを目的に取り組まれる、心理療法です。
リアリティー・オリエンテーションは、見当識を向上させ、周囲に関心を向けるようになることを目的に行われる心理療法です。
アニマルアシスドセラピーは、動物と接することができる場面を用意し、動物に関心を持つようにすることを狙いとした心理療法です。
音楽療法は、音楽を鑑賞したり、演奏することにより、これまで経験したことを思い起こすのが狙いの心理療法ということになります。
認知症の症状に応じて療法を施すことによって、自己認識を取り戻す目的で行われます。
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