認知症予防と治療

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認知症の薬物治療

認知症になりますと、2種類の症状が引き起こされますが、一つは記憶障害や判断力の障害などを代表とする症状で、もう一つはこれらの症状と共に引き起こされる周辺症状です。

 

認知症で引き起こされる症状には、薬物治療が取り入れられることがありますが、風邪の治療などとは違いがあるのは、完全に回復することができる医薬は存在していないからです。

 

完全に認知症を治すことができないとはいえ、全く無意味というわけではもちろんありませんし、実際のところアルツハイマー型の認知症の症状が悪化するのを鈍化する医薬が登場しているのです。

 

症状の悪化を遅らせる医薬は、病気を治癒するものではないのですが、ご家族をはじめとする大切な人たちと暮らす時間を延ばすことができます。

 

認知症の患者を抱えているご家庭では、面倒をみる人を苦しめているのは、周辺症状なのですが、周辺症状は薬物治療が有効に作用することがあるのです。

 

医薬治療が全ての周辺症状に有効というわけにはいかないものの、症状に合った医薬を取り入れることにより、状態を改善できる場合があります。

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