認知症予防と治療

SponsoredLink

アルツハイマー型認知症の症状

アルツハイマー型認知症を発症しますと、脳の大脳皮質がしぼんでしまったり、老人斑、神経原線維変化、神経細胞の脱落が起こったり、神経伝達物質がおかしくなったりします。

 

大脳皮質は、側頭葉や頭頂葉など、脳の全体がしぼんでしまうといわれていますが、大人の脳の重量は普通1,400gほどで、認知症になって10年ほど経過しますと500〜600gも少なくなってしまいます。

 

脳が500〜600gも減量することから、健康的な脳より大脳が委縮していることがうかがい知れますが、神経原線維変化や老人斑に関しましては、認知症になっている人の脳を顕微鏡で調べることにより分かります。

 

老人班と呼ばれるシミのようなものが神経細胞同士のあいだに確認できますし、糸くずのようなものが確認できる神経原繊維変化が生じますし、老人斑や神経原線維変化が多く確認されるようになりますと、それに連動して神経細胞が減少していきます。

 

神経伝達物質は、アルツハイマー型認知症の場合、様々な神経伝達物質が失われてしまい、アセチルコリンという記憶の働きに関係している神経伝達物質の減少が著しいことが判ります。

 

アルツハイマー型認知症と神経伝達物質は密接な関係があるといわれていて、神経伝達物質の消失では、アセチルコリンの他にも、ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニン、グルタミン酸などが失われてしまいます。

アルツハイマー型認知症の症状関連ページ

認知症の初期症状
認知症の症状は、脳や身体の病気などの原因により記憶や判断力などに障害が生じ、普通の社会生活がままならなくなった状態のことをで、初期の頃は、もの忘れの症状が出ることがありますが、もの忘れだけでなく、これまでしていたことをやめてしまう、ものぐさになるというような意欲が減少したり、注意力が緩慢になったりする症状が現れたりします。
認知症ともの忘れの相違点
認知症ともの忘れの相違点ですが、物忘れは脳の神経細胞が少なくなるという回避のしようがない老化現象が関係していて、どのような人にでも起こり得ることです。
認知症の主な種類
認知症の主な種類は症状がどのようにして起こるのかにより、種類が異なり、人によっては思った以上に数多くの種類が存在します。
認知症を引き起こす病気
認知症を引き起こす病気には、脳血管性の障害や代謝性中毒性疾患、感染性疾患、腫瘍性疾患、外傷性疾患などさまざまな要因があります。
アルツハイマー型認知症の基礎知識
アルツハイマー型認知症が、どうして引き起こされるのかは明らかになっていませんが、脳内で色々な変化が生じ、知能低下や人格崩壊になってしまうのです。
脳血管性認知症の前兆
認知症の主な種類ですが、症状がどのようにして起こるのかにより、種類が異なりますが、人によっては思った以上に数多くの種類が存在しますので、あらかじめ症状の種類を把握しておくことをおすすめします。
認知症の主な症状
認知症の主な症状には、記憶障害や判断力の低下、見当識障害があります。

問い合わせ