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認知症の初期症状
認知症はどのような状態のことをいうのかといいますと、一般的に多いのは、もの忘れをしてしまう状態のことが認知症であるという認識なのですが、これは大きな間違いで認知症や痴呆というのは、単純にもの忘れのことを意味するのではありません。
知り合いの人と顔を合わせたときに、その人の名前を思い出せないというようなことを、経験したという人は多いと思いますが、これは思い出せないというもの忘れの症状なのですが、これの場合は認知症とはなりません。
思い出せないというもの忘れの原因は単純に加齢によるものであり、どのような人にでもあり得ることで、これに対し認知症は病気であり、原因としては脳や身体の病気を挙げることができます。
脳や身体の病気の原因により、物事の判断する力や記憶する能力に障害が発生し、普通の社会生活が上手に送ることができなくなった状態のことを認知症というのです。
認知症の初期症状になりますと、はじめの頃にもの忘れの症状が出るということはありますが、もの忘れだけでなく他の症状が起きますが、初期症状で起きるケースでは、今まで行っていたことをやめてしまったり、物事に取り組むことが億劫になってしまったり、日常生活を過ごす上で自発的でなくなったり、意欲の減少があり、うつ症状、言語の障害、注意力の減少などが見られるようになります。
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