認知症予防と治療

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レビー小体型認知症の特徴

認知症の種類の一つとしては、レビー小体型というあまりなじみのないのものがありますが、レビー小体型の認知症というのは、主に老年期に引き起こされるもので、女性より男性が倍近い割合でなります。

 

レビー小体型の認知症が引き起こされてしまう原因は、大脳皮質にレビー小体が現れることとされています。

 

レビー小体型認知症の症状の特徴は、パーキンソン病と類似しているところに注目する必要があり、体を上手く動かすことが不可能となり、歩行障害や体の硬さが見られるようになり、転びやすくなってしまいますし、昼と夜に関係なく、色彩を持つかなり鮮明な動物や虫、人間などが現れるようになります。

 

幻視の人間が喋ったりするのをはじめとする幻聴も引き起こされ、レム睡眠行動障害によって就寝中に夢の内容と連動して手足を動かす、踊る、歩くなどの行動をとる場合があります。

 

認知障害についても症状の差が激しく、状態が良いときにはやり取りが可能なものの、そうでないとやり取りができないばかりか周囲のことも理解できなくなり、行動に一貫性がなくなってしまいます。

 

レビー小体型の認知症は、患者の状態に応じて薬の調整をしていく必要があり、薬を使用しても幻視が良くならない場合は、手足の震えなどを引き起こす可能性のある向精神薬を取り入れることはできませんが、レビー小体型認知症は、抑肝散という漢方薬が有効であるといわれています。

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